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遺品整理で大切なこと
管理人
遺品整理をしなければならないご遺族(あなた)は、深い悲しみや喪失感を抱えていらっしゃると思います。
そのような状況の中で遺品整理することは、同時に気持ちの整理もしていくことになります。
でも、大切な方を亡くされたつらい状況の中で、生前に十分な整理がされていない実家の遺品整理を行うことは精神的にも、身体的にもとても大変なことです。
整理するもの・片づけるものの一つ一つが大切な思い出の品であるためスムーズに進められなくなります。
また、実家の片づけは一般的に、あなた(ご遺族)が想像するよりも驚くほど多くのもので埋めつくされている場合が多いです。
そのため、生前なら比較的短時間で整理できていたことが、遺品整理となるとこうはいかなくなります。
結果、あなた(ご遺族)がご自身の力だけで遺品整理を行うと、とてつもない労力や時間がかかり大きな負担となってしまいます。場合によっては、遺品整理が終わらない可能性もあります。
遺品整理は信頼できる遺品整理業者に依頼することをおすすめします。
遺品整理業者にお願いすれば、あなた(ご遺族)の負担を少なくし、時間も短縮でき安全に行うことができるからです。
遺品整理を専門の業者に依頼する場合、あなたの悲しみや喪失感、大切な遺品を整理することを理解してくれる業者を選ばなければいけません。
良い遺品整理業者はご遺族の気持ちに寄り添って作業してくれる業者です。
遺品整理業者は決して不用品回収業者ではありません。不用品回収業者はご遺族の感情は無視して機械的に処分してしまう業者です。
単なる不用品回収業者と同じ作業をする業者なら契約してはいけません。
事前にしっかりと打ち合わせしてくれて、あなた(ご遺族)の気持ちを理解してくれて勝手に判断することなく丁寧に作業をすすめてくれる遺品整理業者と契約することが大切です。
遺品整理士が考える良い遺品整理業者を選ぶ大切なチェックポイント
管理人
少しだけ、「遺品整理士のこと」についてお話させて下さい。
遺品整理士を取得するためには、当然、遺品整理の専門家としての実務的な知識を身につけなければいけません。
でも、遺品整理士認定協会が最も大切にしていることは、遺品整理業を行う人たちが必ず持っていなければいけないご遺族の気持ちを大切にする心です。
また、遺品整理業者としてのモラルや倫理観を徹底的に身につける、関連する法令を絶対的に遵守する等が資格を取得するための条件の一つになります。
遺品整理士認定協会は、社会的に貢献する健全な遺品整理業者を増やし、顧客や社会、環境に被害を与える業者を少しでも減らすことを一番の目的に活動しています。
私は現在、相続や遺品整理に関連する仕事をしています。遺品整理士の資格を取得したことで、以前にも増してこれらの大切な部分を意識するようになりました。
管理人
- 電話やメールの受け答えは丁寧で対応は早いか(早ければ即日~翌日には現地訪問見積り)。
- 打ち合わせ時の対応は親切で丁寧か、またご遺族(あなた)の気持ちを汲み取ってくれるか。
- 遺品整理と不用品回収の違いを明確にしているか(良い遺品整理業者は大切な遺品を勝手に処分しない)。
- 見積金額は根拠を持って明確に提示されているか(高すぎるだけでなく安すぎるのも問題、後から追加料金を請求されたり、中には不法投棄する業者もある)、作業する人数や部屋の数や大きさ、作業時間(日数)、仕分けする遺品や不用品等の量、提供される備品・消耗品、必要なオプションサービス等から根拠のある見積りを提示しているか。
- 遺品として形見分けするもの、供養するもの(お焚き上げ)、価値があるため買取に出すもの、不用品として処分するものを事前の打ち合わせどおりしっかりと区別してくれるか。
- 一般廃棄物や産業廃棄物は法令を守って処理しているか(一般廃棄物収集運搬業許可や産業廃棄物収集運搬業許可が必要、許可がなければ提携業者等と連携して適切に処理しているか)。
- 依頼主から依頼を受けて荷物を有償で運ぶためには、例えば貨物軽自動車運送事業届出等が必要になる。
- ご遺族(あなた)が買取を依頼した場合に適切に対応してくれるか(古物商許可があるか、または適切な買取業者を紹介してくれるか)。
- 遺品を供養するためのお焚き上げ(おたきあげ)について対応してくれるか(神社やお寺、お焚き上げ業者等の提携先を紹介してくれるか)。
- ハウスクリーニングの知識や技術があるか、清掃までしっかりと行ってくれるか。
- 特殊清掃や専門の消臭作業の知識や技術を持っているか(知識や技術がなければ優良な提携業者を紹介してくれるか)。
- 相続に関連する手続きが必要な遺産等がでてきたらすぐに教えてくれて、専門家(司法書士、税理士、行政書士等)を紹介してくれるか。
- 近隣住宅等周囲や環境に配慮してすすめてくれるか。
- 遺品整理士資格を取得しているとなお良い(なくても営業はできる)。
管理人
以上のチェックポイントに該当する数が少しでも多い遺品整理業者と契約していただきたいです。
チェックポイントの数が少ない遺品整理業者と契約するとトラブルが起こる可能性が高くなりますのでご注意いただきたいです。
良い遺品整理業者を見つける方法として、複数の遺品整理業者の見積もりを取って比較することは大切です。
直接会ってあなたの目で見て確認して比較する、話を聞いてみて比較することが大切です。
また、遺品整理業者の初回訪問時にお願いしたいことは必ず伝え、お悩みや心配事、疑問点があればその場ですぐに解消しましょう。
遺品整理後に後悔しないために、あなたの希望をできるだけ聞いてくれて相談に乗ってもらえる業者を選んで下さい。
良い遺品整理業者と契約できるおすすめの方法(トラブルを防ぐ)
管理人
良い遺品整理業者と契約するために最初にやっていただきたいのは、遺品整理業者検索ポータルサイトを利用したりホームページ等を検索して確認することです。
遺品整理業者検索ポータルサイトにお問い合わせいただくと、お住まいの地域の遺品整理業者を同時に無料で2~3社程度紹介してくれます。
このような遺品整理業者検索ポータルサイトを活用すると、ご自身で探すよりも効率よく良い遺品整理業者を見つけられる良さがあります。
また、ホームページから探す場合は例えばグーグルの検索を利用して「遺品整理 + 地域名(県名)」等と入力して調べることができます。
遺品整理業者の中には、全国すべての地域に対応している会社や関東地区を中心に営業している会社、近畿地区を中心に営業している会社等規模が大きく、組織的にしっかりした会社もあります。
ホームページは基本的に良いことばかり書いてあるので、良い業者か悪い業者か判断することが難しいですが、料金体系が明確だったり、過去の遺品整理実績の紹介、お客様の声の紹介、スタッフ紹介等からその業者の良さや雰囲気がなんとなく分かります。
遺品整理業者検索ポータルサイトの中には、遺品整理士認定協会から認められた遺品整理業者を紹介する専門のポータルサイトもあります(「みんなの遺品整理」)。
遺品整理士を取得している業者は必ずホームページにその記載があります。
遺品整理士資格がなくても営業できますが、遺品整理士を取得していればその業者は優良な会社、モラルの高い会社、法令を遵守する信頼できる会社と判断できます。
サービス内容も料金も納得できる遺品整理業者と契約していただきたいです。
「みんなの遺品整理」なら優良遺品整理業者と契約できる
管理人
遺品整理の業界は、年間2,500件以上もの被害や苦情の報告が国民生活センターなどにあります。クレームの内容は、不当な高額請求、遺品の盗難、不法投棄などが中心です。
もしも、あなたがご自身で探して契約した遺品整理業者がこのような悪徳業者だったらどうでしょうか。
「あんな会社に依頼するんじゃなかった」なんて後悔してもしきれないですよね。
では、あなたの希望に合う、あなたの現状に合う信頼できる会社、技術力の高い会社と契約するためにはどのような方法が良いでしょうか。
それは、先ほど少しご案内した「みんなの遺品整理(遺品整理業者検索ポータルサイト)」で探してもらう方法です。
「みんなの遺品整理」は遺品整理士認定協会が日本で唯一認めている遺品整理業者の検索ポータルサイトです。
だからこそ、この「みんなの遺品整理」なら安心できます。
安心できる根拠として、「みんなの遺品整理」に登録されている遺品整理業者615社全ての会社に遺品整理士が在籍しています。
さらに、技術力など高度な専門性だけでなく、倫理や道徳を兼ね備えた会社が、遺品整理士認定協会の厳しい審査を通って登録されています。
遺品整理はもちろん、特殊清掃に強い会社、ゴミ屋敷の片付け・空き家の片付けに強い会社などあなたの現状に合う業者を相談しながら紹介してもらうことができます。
1回の見積り依頼で3社無料で紹介を受けることができます。
全国全ての都道府県に対応しています。遺品整理で後悔しないために、「みんなの遺品整理」に相談してみて下さい。
まとめ
あなたが遺品整理する当事者になった時、遺品整理を遺品整理業者に依頼したいと考えた時に、再度ご確認いただきたいのが、「良い遺品整理業者を選ぶ大切なチェックポイント」です。
このチェックポイントを事前に確認しておけば、遺品整理業者の良し悪しを見抜く基準が分かり、間違って悪徳業者と契約することはなくなります。
あなたやご遺族の気持ちを汲み取って、最初から最後まで責任を持って仕事を進めてくれる遺品整理業者と契約できると良いですね。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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